2024年11月16日、埼玉栄高校の生徒が運転した車が横転し、1人の生徒が亡くなるという痛ましい事故が起きました。
事故当時、車に乗っていたのは亡くなった生徒を含め3人と言われていましたが、その後の報道で実は4人乗っていたことが判明。
事件から3日後の11月19日、埼玉栄高校は会見を開いて遺族に対して謝罪をしています。
しかし、噂では亡くなった生徒の親が学校を訴えるという情報も。
本記事では、亡くなった生徒の親が学校を訴えるという情報は本当なのか調査していきます。
埼玉栄高校のグラウンドで事故
- 11月16日午後11時半過ぎ、グラウンド内で埼玉栄高校の高校2年の男子生徒が運転する車が横転し、助手席の生徒(17)が死亡
- 事故当時、車に乗っていたのは同じ学生寮に住んでいた3人と新たに1人で計4人
- 運転していた生徒は、「無免許」
- 死亡した生徒は助手席の窓を開けて外に身を乗り出していて、横転した際に身体を挟まれた
- 軽乗用車にナンバープレートはなく、グラウンドの整備に使われていたもの
- 運転していた生徒と後部座席の生徒 は「過去にもグラウンドで運転した」と証言
事故当時、運転していた男子生徒は16歳だったことがわかっています。
3人は午後11時ごろ、グラウンドを走り始め、当初運転していた17歳の生徒と後部座席にいた16歳の生徒が運転を代わった後に事故が起きました。
引用:Yahoo!ニュース
16歳ということは、まだ車の免許取得の資格はありません。
つまり「無免許運転」ということになります。
「過去にもグラウンドで運転した」と証言をしていることから、無免許運転が日常化していたということでしょうか?
埼玉栄高校が謝罪会見
田中淳子理事長・学園長は冒頭で、「本校の生徒の一命が失われました。いくら悔やんでも悔やみ切れません。ご冥福をお祈りすると共に、ご遺族をはじめ関係生徒、ご心痛を受けた皆様にお詫びを申し上げます」と謝罪。町田弦校長ら出席者4人が全員で頭を下げた。
引用:Yahoo!ニュース
この事故では、車の鍵の管理不足について学校側の責任も問われていました。
メディアでも一向に終息する様子を見せず、公に謝罪会見するに至ったようですね。
しかし、意外にもSNSでは「学校側が謝罪する必要があるのか?」といった声が多く見受けられました。
事故を起こした生徒自身の問題、親の躾の問題など、「当事者の親の責任だ」という声がありますね。。
埼玉栄高校の死亡男子の親が学校を訴えるとの噂も?
気になるSNSの声を見つけました。
埼玉栄高校のOBから聞いた話だが、亡くなった生徒の親が学校を訴えようとしているとの事
本当に親が学校を訴えるのでしょうか?
結論から言うと、
その理由となるのが、下記引用分です。
亡くなられた生徒の親御さんから、お葬式に来てもらいたいと言っていただき、それだけが心の救いです。
これから学校一体となって事故防止に励みます。
今回のことは謝るしかありません。申し訳ありませんでした。引用:Yahoo!ニュース
こちらは謝罪会見の一部抜粋文。
訴えようと思っている学校に対して、「お葬式に来てもらいたい」など発言するでしょうか?
車の鍵は学校側の管理不足とはいえ、寮を抜け出して無免許運転をして遊んでいたのは生徒たちです。
親御さんも「学校側が全面的に悪い」とは思えなかったのかもしれません。
今回の事件で一番辛い思いをされたのは、亡くなった生徒の親御さんかもしれませんね。
事故により奪われてしまった尊い命ですが、突然我が子を失ったその悲しみや怒りの感情の矛先をどこに向けられるわけでもなく、その現実を受け入れなければならないのですから。
亡くなられた男子生徒のご冥福をお祈りいたします。