2019年4月、東京池袋で飯塚幸三受刑者(93)が運転する車が暴走し、自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が死亡し、男女9人が重軽傷を負った事件。
実は2024年10月に飯塚幸三受刑者が老衰のために亡くなっていたことがわかりました。
松永真菜さんと莉子ちゃんの遺族である松永拓也さんも、飯塚幸三受刑者に対してお悔やみの言葉を述べられています。
あの凄惨な事件から早5年以上が経ちますね。
そこで、本記事では松永拓也さんに焦点を置き、現在再婚をされているのかについて調査をしました。
池袋暴走事故概要
- 2019年4月19日、東京都豊島区東池袋の交差点で飯塚幸三受刑者(当時87歳)の運転していた車が暴走
- 自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が死亡
- ほか男女9人が重軽傷
- 飯塚幸三受刑者が、ブレーキとアクセルを踏み間違えたことによって車を暴走させたことが原因
5年前、大変話題となった大事故でしたよね。
事故現場付近は左カーブになっており、亡くなった松永真菜さんと莉子ちゃんの自転車に衝突する直前には
一般道でなぜそんなにスピードを出してしまったのでしょうか?
松永真菜さんと莉子ちゃんに衝突する以前に、車道左側にあった金属製の柵、縁石に衝突しています。
その後車は停車せずに急加速し、横断歩道前で自転車の男性1人(負傷)を轢いたあとに松永真菜さんと莉子ちゃんに衝突しているのです。
普通これだけの衝突を起こせば、ペダルから足を離せば車は停車します。
当時裁判でも、飯塚幸三受刑者は「車に欠陥があり暴走した」と証言しましたが、最終的には
事故を起こしたことで動揺してしまい、ブレーキを踏み続けていると勘違いしてしまったのでしょう。
この事故は高齢ドライバーの事故対策に対する日本社会の関心を高めるきっかけとなり、高齢者の運転免許証の自主返納が増加したと言われています。
飯塚幸三受刑者にはその後裁判で禁錮5年が言い渡され、そのまま刑務所で最期を迎えられました。
松永真菜さんと莉子ちゃんの遺族である松永拓也さんも、お悔やみの言葉をXで述べられています。
仮にも自身の家族を奪った加害者であるにも関わらず、このような言葉が贈ることができる松永拓也さんに対してSNSでも「心から尊敬」など敬服している方が多くいらっしゃいました。
松永拓也は再婚しておらず独身
画像右の男性が松永真菜さん(画像左)と莉子ちゃん(画像中央)の遺族である松永拓也さんです。
この事故により松永拓也さんは家族を一度に失ってしまいました。
事故から5年以上経過した現在、松永拓也さんは再婚しているのでしょうか?
事件から3年くらい経つと、SNSでも松永拓也さんを心配し、
「早く新しい人を見つけて幸せになってください」
といった声が多く届くようになったそうです。
その言葉に対して、松永拓也さんはメディアインタビューに下記のように語っていました。
「善意で言ってくれているのは分かります。幸せになってほしいと願う愛だとも感じています。ですが、言い方が悪いかもしれませんが、僕にとっては『いつまでぐずぐず引きずっているのでしょう。早く忘れて別の女性と出会ったほうがいいのでは?』と問い掛けられているような気がしてしまうのです。
そういうのはご縁だからとは思いますが、今は特に求めていません」引用:デイリー新潮
そういうのはご縁だからとは思いますが、今は特に求めていません。
こちらは2023年8月時点の引用記事になります。
記事から1年以上経過していますが、現在も独身の可能性が高いと考えます。
松永拓也は奥さんに一目惚れだった
松永拓也さんは口数が少なく、自身の話を笑顔を絶やさずに聞いてくれる真菜さんに「一目見て恋に落ちた」と語っています。
お顔もものすごく美人ですもんね!
その後も穏やかで暖かい真菜さんの人柄にひかれ、どんどん好きになっていったそう。
真菜さんに交際を2度断られても諦めず、3度目の正直で交際に発展したそうですよ。
絶対に諦めたくない!という強い想いがあったのでしょうね。
紳士で素敵です。
恋に落ちたら全力で相手にアタックをする松永拓也さんですから、ご本人も「ご縁」とおっしゃってますし、今後もしかしたらそのようなお相手に出会うこともあるかもしれませんね。
現在は各地で啓蒙活動をしている
松永拓也さんは「妻と娘の命を無駄にしない」という想いから、
現在は一般社団法人 関東交通犯罪遺族の会(通称:あいの会)副代表理事として、
各地で交通事故が少しでも減る世の中になる為に活動をしています。
下記は「あいの会」の主な活動内容です↓↓↓
- 交通犯罪遺族への支援
- 交通犯罪撲滅のための講演
- マスメディアを通じた発信
- 各方面への要望活動
直近でもこのように各地で講演会などを開催しています。
家族を奪われた遺族の言葉だからこそ、1つ1つの言葉に重みがありますし、改めて日頃から交通ルールを守って行動しようと考えるきっかけになりますよね。
このような活動によって、世の中から少しでも交通犯罪に巻き込まれる方々が減ることを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。